日本のお城訪問
現存天守 宇和島城(愛媛県)

2025年12月 訪問

1601年築城(1666年改修)・現存天守・平山城

★訪問メモ★

◆所在地
愛媛県宇和島市丸之内
◆築城した人
藤堂高虎(とうどうたかとら)
◆本丸の標高
73m
◆天守の高さ
20.94m
◆天守の構造
3重3階
◆特徴
2面が海に面した不均等な五角形の城郭
1666年に伊達宗利が改修(ほぼ新造)した装飾性の高い御殿建築
狭間は石落としなど攻撃性が一切ない天守
◆入城料
200円 ※訪問時の料金です
◆滞在時間
1時間20分
天守内部約20分
●余談1
宇和島城訪問を決めた後、観光協会から資料を取り寄せyoutubeを見て勉強した。宇和島城、天守までの道のりはトレッキングだ山登りだとあったので、かなり覚悟して行った。が、実際は拍子抜けする感じだった。きつい石段ルートを歩いていたなら感想は違ったかも知れないですけどね。備中松山城に比べたらなんてことはなかったな。
●余談2
伊達政宗といえば東北の人なので、宇和島城と縁があるとは行くまで考えもしなかった。伊達家と宇和島城との始まりは1615年、伊達政宗の長男・秀宗の入城した時からで明治になるまで西国の伊達9代の居城だったとは今回初めて知った。お城巡り、勉強になります!
●余談3
高知・愛媛2泊レポートはこちら

お城はこんなとこでした

武家長屋門
駐車場と観光情報センターがある北側登城口に位置する藩老桑折(はんろうこおり)氏武家長屋門は1952年に移築された市の指定文化財。ここをくぐって天守を目指す
坂道
観光情報センターで手に入れた地図を見ながらまずは緩めの坂道を上っていく
階段
近道するならこちらの石段へ。深さ11mの井戸を備えた井戸丸を通って本丸へ行ける
案内板
左の階段へ行けば300mで天守だが「急な石段」の表記を見て我々は迷わず右の「緩やかな坂道」天守まで670mのコースを選択
長門丸看板
緩やかな坂道を上ること約5分で長門丸へ。ここには高さ7~8m、城内で一番長い総延長約110mの長門丸石垣があった
城山博物館
長門丸の石垣は1664~1671年の伊達宗利時代の大改修時に築かれたと考えられており、算木(さんぎ)積みで築かれている(※算木積みとは、石垣の遇部=ぐうぶの積み方のことで、切りそろえた直方体の石材を規則正しく整然と積み強度を増す工法)
城山郷土館
現在は児童公園がある長門丸からの眺め。上は藤兵衛丸で三の丸から1966年に移築した1845年建築の土蔵(現在は城山郷土館)がある
宇和島城石碑
宇和島城の石碑の後ろ、藤兵衛丸の石垣は約13m、城内で2番目の高さだ(一番高いのは天守南側の代衛門丸の石垣で約15m)
二の丸へ
藤兵衛丸から二の丸へ向かう道。少々険しいが、この手前に石段コースとの合流地点があり、北側から天守へ行くには必ず通らねばならない道となっている
二の丸から本丸
二の丸から本丸を見上げる。平山城に分類されるが山城っぽいなと思った
本丸石垣
幕末の修理により、本丸の石垣は同じ面に2種類の技法が施されているという石垣と説明の案内板。写真右奥側が17世紀に野面積みで築かれた部分、左手前側に幕末頃修理された石垣がある
二の丸から見た天守
二の丸から見た天守。現存するのは1666年に宇和島伊達家2代宗利がほぼ新造した「寛文天守」と呼ばれるもので当時最新式の層塔型だ
宇和島湾
駐車場から約30分で本丸到着。まずは宇和島湾が一望できるビュースポットでひと休み
天守
破風(はふ)や懸魚(けぎょ)など装飾が随所に見られる宇和島城天守。確かにパンフレットに書かれているように「華麗さと格式を併せ持つ天守」だと思った
天守内部
1階から2階へ上がる階段は7+9の16段。天守内部はシンプルで見やすかったが、この階段がねぇ、段差が広くてちょいと大変
3階への階段
3階への階段は11段、傾斜は60度とか(尚、これまで私が最も驚いた丸岡城天守の階段傾斜は67度。やっぱりあの階段はすごかったのだ)
モロ流用
傾斜はさておき段差がちょいと問題。友の上る姿で想像してみてください。階段の幅、広過ぎやろ。平均身長が今より低い江戸時代の人も上がるのに相当苦労したのでは?
2階展示
2階に展示されていたのは墨絵アーティスト・茂本ヒデキチさんの作品
天守最上階
天守最上階。天井が高いおかげか圧迫感がなく開放的な印象。ちなみにフロアに敷かれた畳はイベント用で翌日に展示物が搬入されるとのことだった
天守眺望
天守最上階から宇和島湾を見る。9代続いた西国の伊達家の人々もこの眺めを楽しんだのだろうか…
しおり
天守受付で販売している伊達家の家紋「堅三引両紋」「九曜紋」「竹に雀紋」のしおり(1セット200円)は友人のオーダー。ここならではのお土産が買えてニッコリ(^^♪
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